ちっこい車高調・・・じゃなくてESP アーミングアジャスターの取り付け完了。

ESPアーミングアジャスターとは
特徴
アーム付きのエレキギターで発生する、主に2つの不都合を解消する画期的な部品です。
- チョーキングしたときに全体のチューニングが下がる
- 弦が切れたときにチューニングがぐちゃぐちゃになる
ロック式トレモロ(フロイドローズタイプ)、シンクロナイズド式トレモロにかかわらず、ブリッジをフローティングさせている場合に絶大な効果を発揮します。
メリット
アームアップ方向
写真を見ていただければわかるかと思いますが、アームアップ方向に対して動きを制限するため、弦が切れて全体の張力が下がってもスプリングが縮む方向にブリッジがほとんど動きません。
それにより、チューニングを保ちます。全く狂わないわけではありませんが。
アームを手で操作すればアームアップは可能です。
ただし、固くなるのでクリケット奏法はほぼ不可能になります。
アームダウン方向
よく使うアームダウン方向への影響はほとんどありません。
私はスプリング2本で設定していますが、3本以上にするとか強化スプリングに変更してもアジャスターがつっかえ棒になるため、ブリッジが正しい位置で止まります。
チョーキングするとブリッジごと引っ張られて全体の音程が下がるものですが、スプリングを強くすることによってそれを防げます。
デメリット
主に次の3点かと思いますが、音楽を奏でる上で音程が安定する方が大切なので、トレードオフと考えれば試す価値は大いにあります。
- アームアップの操作が固くなる
- スプリングを強く設定できるが、アームダウンの操作が固くなる
- クリケット奏法ができなくなる
取り付け
位置を決め手プラスドライバーでネジ止めするだけです。
簡単でしたが、自身のない方は楽器屋さんに依頼してください。
取り付け前に当ててみたら塗装のせいで平らになりませんでしたが、そのままネジ込んだら塗装が潰れてガッチリ付きました。
想定通りアームアップは固くなりましたが、私はそもそもアップは使わないのでOK。
アジャスターのバネを潰れるまで縮めれば、アップ方向へ全く動かないようにできそうです。
付けたらすぐに効果を感じられます。
取り付けが少々曲がってしまいましたが、きちんと利いてます。
まだ微調整はこれからですが、ポン付けでかなりチューニングが簡単になりました。
ボディの鳴りが明らかによくなったのはうれしい誤算です。
当たり前ですが、バネを追加または強化をしないと、チョーキングでブリッジが浮いてくるのは変わりません。
微調整は後から納得するまで詰めようと思います。
微調整は後から納得するまで詰めようと思います。
参考:N24について
ちなみに木工の基本である下穴は開けず、手抜きしましたが特に問題なし。
N24のボディはアガチスという、楽器の世界ではあまり馴染みのない木材です。
N24のボディはアガチスという、楽器の世界ではあまり馴染みのない木材です。
タンスとかに使われるみたいです。
購入時にアルダーのN2と比較しましたが、アルダーの方が軽いです。
音の違いは感じませんでした。
購入時にアルダーのN2と比較しましたが、アルダーの方が軽いです。
音の違いは感じませんでした。
まとめ
安くて効果絶大なESP アーミングアジャスターを紹介しました。
取り付けも簡単なので、通販で買って自分で付けられます。
デメリットもほとんど無いのでおすすめです。



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