86/BRZのエアコンリレーを探せ!(解決)

2020年8月30日日曜日

カーライフ

t f B! P L

経緯

前回の記事のとおり、暑い日にエアコンが壊れて設定温度を最低にしても熱風が吹き出すようになりました。時々冷たい風も出るのでガスは抜けていない模様。よって、まずはエアコンのコンプレッサーが動いているか確認することにしました。


エンジンルーム内を確認

エアコンコンプレッサーとヒューズボックスの位置

エアコンコンプレッサーとヒューズボックス

ボンネットを開けると、黄色い丸で囲ったところにエアコンのコンプレッサーがあります。
画像の左、赤い四角で囲った黒い箱はヒューズボックスです。


エアコンコンプレッサーの動作確認

触診

エンジンをかけて、エアコンをONにします。
断続的にエンジンの回転数が上がり(アイドルアップ)、同時にコンプレッサーが唸って振動していれば正常です。
音でもわかるかと思いますが、わからなければコンプレッサーの黒いあたりを触ってみてください。

電流をチェック

エアコンコンプレッサーのカプラー

もし電気テスターを持っていたら、コンプレッサーの上にあるカプラーを抜いてプラス電流が来ているか計測します。
ここに電気が流れてくるとコンプレッサーが動きます。

ガスは抜けていない、電気が来ればコンプレッサーは動く、ここまでわかったので次は電気を通したり遮断したりするリレーを疑います。


リレーの確認

リレーはヒューズボックスの中にあります。

ヒューズボックス

蓋を開けます。工具は不要です。

ヒューズボックスの蓋を開ける

※写真の向きが変わっていますのでご注意ください。

指でさしているプラスチックの爪を押しながら、蓋を車両前側に起こすように開けます。

蓋を開けると裏側にヒューズとリレーの図が書いてありますので、そこからエアコンのリレーを探します。

(86はTOYOTA車ですがあちこちにSUBARUって書いてありますね)

答えを見る前に画像を拡大してエアコンのリレーを探してみてください。エアコン・・・エアコン・・・この記事を書いているのは2020年8月、災害級の猛暑が続いている日です。クーラー・・・クーラー・・・。

ヒューズボックスの蓋の裏

答えはこちら。

エアコンリレーの位置

だまされました。一瞬疑いましたが、あまりの暑さでヒーターは違うだろうとスルーしてしまいました。こいつを軽く叩いたり押し込んだりするとエアコンが動いたので、やっとわかりました。

ヒューズボックスの中身はこのようになっています。

ヒューズボックス内部

赤丸で囲ったのがエアコン(ヒーター)のリレーです。

あいにく替えがなく、他車種用の一回り小さいものをお借りして暫定で交換してあります。

元々ついていたリレーは、エアコンリレーの周りに並んでいる青白いものと同じです。

リレーは引っ張れば抜けます。固くて抜けない場合はプライヤーなどで軽く挟んで引き抜いてください。挿すときは手で挿さります。


注意

エンジンルーム内は熱かったり、回転する部品があったり、強い電気が流れていたり、その他にも危険がいっぱいです。わからない場合は無理せず、ディーラーや修理工場に診てもらってくださいね。



このブログを検索

自己紹介

自分の写真
フリーランスで主にソフトウェア開発をしています。

QooQ