5年に渡るキアリ奇形と脊髄空洞症の経過観察が終わってホッとするのもつかの間、またしても手術を伴う病気が発覚してしまいました。主に胆のう結石(俗に言う胆石)です。
2021年10月現在、胆のうの摘出手術に向けて日々事前検査を受けている状況です。手術と術後の経過については後日また別記事で。

発覚までの経緯
シャツが脇腹に当たって気持ち悪い?
あれは確か新型コロナウイルスCOVID-19のパンデミックが続き、テレワークもこなれてきた2021年春ごろ。
それまで散々着回して体に馴染んていたはずの一部のシャツが右脇腹に当たるのが気になり始めました。
違和感のある位置は右脇腹、ちょうど一番下の肋骨の裏からすぐ下あたりの狭い範囲です。
長期の在宅勤務による運動不足は自覚しており、太ったせいだろうと当たって着心地の悪いシャツは次々に処分してしまいました。
裸でも脇腹に違和感
夏が近づきどんどん薄着になったある日、上半身裸でも脇腹の例の位置に違和感を通り越して異物感があることに気づきます。
心配になってきてネットで症状を検索し始めたのもこの頃。
調べて出てくるのはストレスだとか精神的なものだとか掴みどころの無い情報や、逆に難しい言葉で怖い病気だという情報。どれもドンピシャとは言えませんでした。
実は胆のうに心当たりが
30歳ぐらいの時、初めて受けた人間ドックの腹部エコー検査で胆のうポリープがあるから定期的に検査するよう言われていたことを思い出しました。通常の健康診断ではエコーはオプションだし、毎年人間ドックを受けるような年齢でもなかったし、症状は全く無かったのでずっと放置していました。
今回の胆のう結石に直接関係あるのかわかりませんし、最新のエコーでは大量の結石に埋もれて見えないのか、ポリープに関する指摘はありませんでした。
健康診断は定期的に受けていたのに、オプションを申し込むのを毎度忘れて何十年も放置してしまったのは失敗でしたね。
胃が痛い?いや脇腹か?
脇腹の違和感が解決せずに季節は秋になりかけた2021年9月、胃が痛む日がありました。みぞおちの右あたりが時々ズキズキというか差し込むというか、ちょっと体を丸めたくなるような痛みに襲われました。胃薬を飲もうとしましたが、普段からあまり胃が痛くなる方ではなかったので買い置きは無く、その日は我慢して寝ることに。たいがいこういのは一晩寝れば治りますからね。
そして翌朝、治るどころか痛みは増していて、痛いのはシャツがあたって気持ち悪かった右脇腹の肋骨下、異物感があるあの位置だと気づきます。
これは普通じゃないと思い、大きくはないが先生が消化器の専門で設備が整っている近所のクリニックへ駆け込みました。たまたま知っててよかった・・・。
胆のう炎でした
その日は問診と血液検査のみで胃薬や痛み止めなどを処方され、翌日に血液検査の結果を見つつエコー検査をすることになりました。
検査の結果
胆のう結石
20〜30個もあり最大12mmほど。素人目で見てもわかるほど山盛りです。薬で溶かすような量と大きさではないし、石が胆のうを飛び出すと激痛を伴ってもっと大ごとになる可能性が高いので、早期に胆のうを摘出することを勧められました。
胆のう壁胞厚
要するに胆のうの皮が厚くなる異常とのこと。どうせ摘出してしまうこともあり、これがどう悪いのかなどの説明は聞いたかもしれませんが頭に入っていません。

右腎のう胞
右の腎臓に「のう胞」が見つかりましたが、よくあることだし大きさも数も問題ないので今回は無視して良いとのことでした。

前立腺肥大
歳相応に肥大が始まってるようですが、これも治療するほどではないとのことで、一旦放置。
手術に向けて色々検査
クリニックでは手術できないので、腹腔鏡手術の専門家がいる大きな病院を紹介されました。
とりあえず痛みは引いているものの、次に痛くなる前に、そして石が飛び出す前に胆のうを摘出してしまいましょうとトントン拍子で話は進みました。

紹介された先では手術準備として、さらに細かい様々な検査をします。より緊急を要する何かが見つかった場合、そちらを優先して治療するためです。
- 尿検査
- 血液検査
- 心電図
- レントゲン
- 胃カメラ
- 大腸カメラ
- エコー
- MRI
- CT
検査入院でもしてまとめてやっていただけると助かったのですが、バラバラの日に検査を受けることになっています。
まとめ
病気は突然やってくる。人間ドックや健康診断のオプションは極力盛り盛りで受けましょう。
手術は2021年11月の予定です。事前の検査結果が出揃ったところで決定します。
手術とその後の話はまた後日。
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