長年使ってきた普通の2つ折り財布がボロボロになったので、薄いコンパクト財布に買い替えました。
すっかりキャッシュレスな世の中
完全キャッシュレスの世界はまだもう少し先になりそうですが、かなり進んできましたね。
クレジットカードはiPhoneのウォレットに入れてQuickPayやiDで支払いできるし、各種ポイントなどのカード類もアプリ化されたものが多く、持ち歩く物理カードは最低限で済んでいます。
これまで使っていた2つ折り財布にはかなりの枚数のカードを入れていましたが、実際に使うカードは1枚。それに加えてよく行く店のスタンプカード数枚、保険証、名刺を少々、などなど常時使わないようなものをたくさん入れてパンパンでした。
ちなみにマイナンバーカードは持ち歩いていません。あの個人番号を隠す袋が邪魔なのでね。あれ券面に印字する必要あるのかな?
保険証はマイナンバーカードに統合されたし、運転免許証も近々統合されるようですね。そうなったら持ち歩くしかなくなるかな。
運転免許証はiPhoneの背面に磁石でくっつくポケットに入れていて、ちょっと駅まで家族を迎えに行くとか、コンビニに行くなんてときはスマホだけ持っていればOKな状態にしています。
財布に入れておきたいものを整理
薄い財布に乗り換えるにあたり、スマホと財布だけ持っていれば大概のことはできるようにするには、財布に現金以外で何が入っていれば良いか考えました。
- メインのクレジットカード1枚
- 健康保険証
- 週一レベルで行く店のスタンプカード
これだけあればほぼ問題なさそうです。
ちなみにメインのクレジットカードはビックカメラSuicaカードです。年会費1000円のJREカードから無料のビックカメラに乗り換えたんですが、Suica機能があるせいでタッチ決済できないんですよね。SuicaはモバイルSuicaを使っているので、Suica機能なしでタッチ決済でき、Suicaのオートチャージに対応したビックカメラカードの登場に期待してます。
薄い財布を検討
財布って多少傷んでいても何年も使えるじゃないですか。それどころかちょっとボロいぐらいが使い勝手が良かったりして、なかなか買い替えるに至らないんですよね。今回もそろそろ買い替えかなと思ってから数年悩みました。
そもそも財布がデカくて中身が多いからボロくなるのも早いんだろうし、荷物は少なく軽い方がいいので薄いコンパクト財布を探していました。
求めるポイントとしては、こんなところでしょうか。
- 紙幣は最大15枚程度
- 小銭は10枚程度
- カード5枚程度で名刺サイズも入る
- ファスナーやスナップボタン、磁石などが使われているのは壊れたりボコボコ出っ張る原因になるので嫌
なんだかんだ現金は使うので、万札や千円札が崩れた時のことを考えると上記のような枚数になると思います。
お店のスタンプカードはクレジットカードより一回り大きい名刺サイズが多いので、それが入れられないと困る。名刺が入るなら念のため1枚ぐらい入れておきたい。
探すと種類がたくさんあって、また迷ってしまいます。
値段もピンキリですがブランド物には興味ないし、なんと言ってもあまり高い財布を買ったら中に入れるものが無くなってしまうじゃないですか。とはいえ長く使うものなので2万円ぐらいまで、ギリギリ3万円ぐらいの範囲で検討しました。
最終候補
SYRINX Hitoe Foldシリーズ
第1候補に挙がったのはこれ。金具が一切使われていなくて長持ちしそう。
公式サイトはこちら → SYRINX Hitoe Fold
紙幣や小銭、カードが入る枚数は問題なさそう。
難点としては名刺サイズのカードが入らなそう。箱っぽい形に見えるので尻ポケットに入れたら変な潰れ方をしそう。レビューを見ていたら納期1年というのを見かけた。直販しかなさそうで割引に期待できない。種類がいろいろあるが何が違うのかイマイチわからない。ものによっては予算オーバー。
見た目はかなり気に入っていたので、その時が来たらこれにするんだろうなと思っていました。
SUPERCLASSIC abrAsus(アブラサス)
こちらは第2候補でした。
公式サイトはこちら → SUPERCLASSIC 薄い財布
Hitoeより紙幣が多く入りそうで、さらに名刺サイズのカードが入ると明言されていました。
小銭入れ部分がスナップボタンなので、これはないなと思っていたらAmazonのタイムセール対象になってるじゃないですか!
Amazonに背中を押される形で、2024年冬のある日に突然購入決定!
これまた種類がいくつかありまして、主に革の素材で値段に差が出る感じ。機能的には差がなさそう。
せっかくセールで安くなってるし、長く使うし、多少高くなってもHitoeより安いってことでブッテーロレザーエディションというちょっと高級な革のものにしました。標準的な革は表面がボコボコして写真だと安っぽく見えたということもあります。実際見たらそんなことはないと思いたいところですが。
SUPERCLASSIC 薄い財布 abrAsus ブッテーロレザーエディション
散々悩んで決めたabrAsus。色はキャメルにしました。
開封の儀から中身を詰め替え、2ヶ月ほど使った状況をご紹介していきます。
開封
まずは外箱。なかなかの高級感でワクワクしますね。
開封します。本体と説明書が入っていました。新品の革の匂いがブワーッと来ます。
財布を広げてみます。まだ革が硬いし、必要なものが本当に全部入るのか不安になってきます。
いったん畳んで、小銭入れ部分の使い勝手を確認します。左のボタン(上の画像では下側)を閉める感触があまり良くなく、グニュッといった手応えできちんと閉じたかわかりませんでした。右はパチンと閉まるんですが・・・。だからボタン嫌だったんだよなと少し後悔。まぁ閉まってるようなのでそのうち慣れるでしょう。
では小銭入れを開けてみます。するとどうでしょう。写真の通り爪は短く切っていましたが、一撃で傷物になってしまいました。ショックでピンボケになる程、これにはガッカリです。爪が当たらないように慎重に開けないとすぐこうなりますよ!ブッテーロレザーじゃない安い方のボコボコした革ならこうはならないのかも?
入れ替え
中身を入れてみました。紙幣をかき集めて20枚ほど、小銭5枚ほど、カード類5枚ほど入れて、まだ新品カチカチの革でこの薄さは満足。名刺やスタンプカードもしっかり入りました。
紙幣を20枚近く入れたところ。まだまだ余裕があります。三角の札おさえが邪魔です。
小銭を5枚ほど入れてみます。ボタンとボタンの間に収まるぐらいの量が実質の容量なのかな?これ以上入れると開け閉めに影響がありそうです。
この状態で尻ポケットに入れてみましたが、小さく薄くて存在感がかなり弱いです。ちょいちょい触って落としていないか確認してしまいます。
なお、札入れを開ける時は小銭入れを開ける必要はありません。小銭入れに挟まっているところをグイッと引っ張れば開けます。
尻ポケットに入れて硬い椅子に座った時、大きくて太った財布の方が落ちますね。丸っこいからスルッと抜け落ちます。
2ヶ月ほど使用した様子
2ヶ月ほど使いましたが、使い勝手は悪くないです。カードの出し入れがやや面倒なのと、小銭を入れるのが面倒なくらいですかね。
傷の様子をご覧ください。かなり気をつけてますがだいぶ増えましたね。
裏側はほぼ無傷です。爪が当たるのが良くないみたいです。
潰れ具合がこちら。この時も紙幣は20枚、硬貨5枚、カード類5枚ほど入ってます。ちょっと潰れてきてより薄くなりました。
悪い点
まず、革の弱さ。まさか使い始める前から傷物になるとは思いませんでした。革製品は長年使って傷や艶や変色で自分のものになっていくものだと思います。気になる方はブッテーロレザー以外の素材を選んだ方がいいかも。
小銭入れのスナップボタンを閉める時、左右で感触が違う。片側だけグニュッとしていて閉まっているか不安になる。
三角の札おさえ、いる?
まとめ
総合的には良いものだと思いました。小ささ、薄さには満足。容量や機能的にも概ね満足。
革の弱さとボタンの品質には不満。
傷が気になる方はブッテーロレザー以外をお勧めします。
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